アウトドア商品がここ数年、日本で大ブームになっていることは間違いないことでしょう。いくつかの調査データや週末の人気スポットを見てもわかるように、キャンプやアウトドアがトレンドになっています。
1、アウトドア用品を扱う大手企業
家電しか扱っていなかった大手チェーンの「ビックカメラ」でさえ、2年前にはアウトドアにも手を出し、「ビックアウトドア」を出店しています。
また、DVDやCDのレンタル事業だけを行っていた「ゲオ」も、今年で10店舗目となる中古アウトドア用品専門店「セカンドアウトドア」をオープンしました。アウトドアウエア、調理器具、食器、自転車などの中古品が約8000点、リーズナブルな新品もあります。
スポーツ機器で有名な「アルペン」は、キャンプ機器などアウトドア機器のプライベートブランド(PB)「アルペンアウトドアーズ」を展開しています。今年2月末から、ネットショップやアウトドア用品専門店「Alpen Outdoors」、登山用品専門店「Alpen Mountains」など、全国16店舗で販売を開始しました。
2、日本の消費者がキャンプやアウトドアに触れ始めた
これほど多くの大手企業がこの市場に参入しているのは、広範的消費行動が変化していることが間違いないです。複数の市場調査データによると、この2年間で、18.1%の回答者が初めてキャンプやアウトドアを始めました。
キャンプ歴1年以内の人は18.1%
今年はキャンプを挑戦してみたいと答えた人は89.7%
多くの人が野外キャンプを始めた理由としては、主に3つ挙げられます。
1、コロナで家に篭ってばかりいると気持ち悪くなり、外に出て歩く必要があって、自身も自然が好きです。
2、周りの友達がキャンプしているので、自分でもやってみたいです。
3、新しいライフスタイルを体験したいです。
そして、先進国としての日本の消費者は、アウトドアへの情熱はどのくらいお金をかかるでしょうか。調査によると、日本人の消費者がキャンプを始めると、平均初期投資額は「7万8362円」で、平均累積投資額は「25万1014円」になるそうです。
そして、キャンプで最初に用意しなければならない「3つの物」は、「テント」「机と椅子」「寝袋」です。
日本の消費者の多くがキャンプやアウトドアで最初に買うものは「テント(63.9%)」で、2位は「机と椅子(51.6%)」、3位は「寝袋(46.7%)」です。どうしても必要な重要商品が上位にランクインしていることがわかります。
「買うつもりはなかったが、買ってみたら意外と必要だった」というアウトドア用品では、1位が虫よけ道具(27.9%)、2位がバーナー(24.6%)、3位が救急箱(20.8%)、4位はヘッドランプです。クーラーボックス(5位)は「ベンチ代わり、シート代わり」としても使えるようで、非常に汎用性が高いといえるでしょう。
アウトドア用品の購入先としては、「アウトドア・キャンプ用品専門店(82.0%)」、インテリアショップ(66.8%)、「ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo !ショッピングなど)(58.0%) 」が最も多く、4位には「100円ショップ」がランクインされています。特に初心者では51.6%の人が「100円ショップ」を選んでおり、初心者にとって買いやすい場所であることがわかります。
また、アウトドア用品をネットで買う消費者が増えていて、ECサイトの浸透率が伸びていることもわかります。
3、アマゾンで一番人気のアウトドア商品は?
日本の三大ECサイトのひとつであるアマゾンでは、どんなアウトドアグッズが売れているのでしょうか。
アマゾンジャパンには「アウトドア」親カテゴリーには次のような子カテゴリーに分けられています:
ウェア・シューズ・アクセサリー
クーラーボックス
サンシェード・シェルター
タープ
テント
テーブル・チェア・ハンモック
バーベキュー・クッキング用品
パラソル
フィールドギア
ブランケット
ボトル・ジャグ
ライト・ランタン
レジャーシート
保冷剤
安全対策・サバイバル
寝袋・ベッド・マット
衛生・ケア用品
売れ筋商品1位がスポーツウェアで、その次がテント、テント タープポール、チタンシングルマグなどです。
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他にも商品集中度、セラー集中度、ブランド集中度、発売トレンドなどのデータ図表が載せているので、興味がある方は、ここをクリックして、レポートを確認してくださいね。
【まとめ】
新型コロナの流行で、キャンプやアウトドブームに伴い、それに関する商品への需要度も高まっています。
この市場に参入するかどうか?具体的に何を売ったらいいのでしょうか?
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