- メイン画像では、対象商品を正確に表し、商品全体を表示する。
- 一般的なメイン画像では、純白の背景(RGB 255,255,255)が求められる。
- Amazonの公式要件では、商品が画像の約85%を占めることが示されている。
- 最大解像度だけでなく、最小サイズとズーム機能に適したサイズも確認する。
- 衣料品・靴・マルチパックなどは、商品タイプ固有の要件も確認する。
Amazonの商品画像を登録するとき、「メイン画像の背景は本当に白でなければならないのか」「商品は画像の何%を占める必要があるのか」「文字や付属品を一緒に表示してもよいのか」と迷うことはありませんか。
Amazonの商品メイン画像は、商品詳細ページの最初に表示されるだけでなく、検索結果の商品一覧にも使用されます。そのため、画像の見栄えだけでなく、Amazonの公式ガイドラインに適合しているかを確認することが重要です。
Amazonのメイン画像を確認する際は、純白背景(RGB 255,255,255)、商品の画面占有率、全体の表示、商品・付属品の正確性、不要な文字や装飾、画像の解像度を順番にチェックしましょう。
本記事では、Amazon.co.jpの公式画像要件に基づき、主な確認項目と具体的な検査手順を解説します。
Amazonメイン画像の公式要件とは?
Amazonのメイン画像は、商品詳細ページの先頭に表示される画像です。Seller Centralでは「MAIN」に相当する画像として扱われ、検索結果にも表示されます。
Amazon公式ヘルプ「商品の画像に関する要件」では、メイン画像について複数の基準を定めています。

| 確認項目 | 公式要件・確認点 |
|---|---|
| 商品との一致 | 実際の商品について、数量・色・大きさを正確に表す |
| 背景 | 原則として純白(RGB 255,255,255) |
| 商品の占有率 | 商品が画像のおおむね85%を占める |
| 画像の構図 | 商品全体を表示し、端を切り取らない |
| 商品と付属品 | 購入対象の商品と付属品を正確に示す |
| 余分な表示 | 不要な文字・ロゴ・撮影用小道具などを避ける |
| カテゴリー | 衣料品・靴・マルチパックなどの固有要件を確認 |
一部のカテゴリーでは追加の条件や例外があります。一般的なルールに合っているように見えても、対象カテゴリー固有のスタイルガイドを確認する必要があります。
Amazon Seller Central|商品の画像に関する要件
商品画像の規定は変更される場合があります。登録・更新時には、対象の商品タイプに適用される最新の要件を優先してください。
白背景と商品の占有率を確認する
純白背景はRGB 255,255,255で確認する
Amazonが求める純白背景は、RGBの赤・緑・青がいずれも255の白を指します。
例えば、見た目では白く感じる薄いグレーやアイボリーでも、RGB値は異なります。画像編集ソフトのカラーピッカーを使い、商品周囲の背景が純白になっているか確認しましょう。
ただし、画像ファイル内の背景が純白であることと、商品自体の輪郭や色が正しく表現されていることは別です。
85%は「白背景が占める割合」ではない
Amazon公式ヘルプでは、メイン画像内の商品が画像の約85%を占める要件が示されています。ここでいう85%は、白い背景の面積を85%以上にするという意味ではありません。
背景に余白を取りすぎて商品が極端に小さく見える画像は、商品占有率の観点から見直す必要があります。一方、商品を大きくしすぎて一部が画像の外へ切れてしまう構図も適切ではありません。
商品全体が収まり、十分な大きさで確認できる構図を目指しましょう。
商品の占有率は目視だけで判断しない
画像編集ソフトで商品部分の外接範囲を確認するなど、余白の大きさを見直す方法があります。
ただし、単純な四角形の面積比率がAmazonの内部判定と完全に一致するとは限りません。
細長い商品や不規則な形状の商品では、実際の商品の見え方も確認してください。
画像サイズ・解像度・ズームを確認する
Amazon公式のSEOガイドでは、商品画像の長辺について最小500ピクセル、最大10,000ピクセルという仕様が案内されています。
また、ズーム機能を活用するために長辺1,600ピクセル以上が推奨されています。
長辺1600pxは推奨値であり、最小要件とは区別する
「1600px未満の画像はすべて禁止」と理解するのは正確ではありません。
Amazon公式資料では、基本となる最小サイズと、ズーム表示に適した推奨サイズが別に示されています。
| 画像サイズの例 | 確認結果 | 対応 |
|---|---|---|
| 400×400px | 長辺が500px未満 | 解像度を見直す |
| 1200×1200px | 基本サイズの条件は満たし得る | ズーム品質を別途確認 |
| 2000×2000px | 推奨される長辺1600px以上 | 背景・構図なども確認 |

この表は画像のピクセル数だけを比較した例です。画像サイズが十分でも、商品が不正確に描かれていたり、文字が追加されていたりすれば、主画像の要件を満たすとは限りません。
ファイル形式と画質も確認する
画像のファイル形式は、Seller Centralが対象商品について受け付けている形式を確認しましょう。
背景が純白でも、強い圧縮ノイズや不鮮明な輪郭がある画像では、商品を正しく確認しにくくなります。
画像を単純に拡大するだけでは、元の撮影画像にない細部を再現できない場合があります。必要に応じて高解像度の元画像から書き出してください。
メイン画像で避けたい表現と表示方法
Amazonメイン画像のチェックでは、背景とサイズだけでなく、何が写っているかも重要です。
文字・キャンペーン表現・余分なロゴ
メイン画像に、価格、送料無料、ランキング、割引などの販促情報や、商品と関係のない装飾を加えることは避けましょう。
Amazonのロゴや「Amazonおすすめ」などのマークを無断で追加することも認められていません。
ただし、商品の実物に印刷されているブランド名やラベルまで、すべて削除すべきという意味ではありません。商品本来の外観と、画像に後から追加した装飾を区別する必要があります。
付属品と撮影用小道具を混同しない
例えば、販売する商品に含まれていない収納バッグ、ケーブル、食器などを画像に追加すると、購入者がセット内容を誤解する可能性があります。
購入対象の商品と付属品を正確に示し、説明用の小道具を主画像へ混ぜないようにしましょう。
商品パッケージの表示についても、商品の重要な特徴である場合などを除き、Amazonの最新要件に従って確認する必要があります。
1枚の主画像に複数の視点を重ねない
同じ商品を正面と背面の2方向から並べたコラージュ画像は、主画像の基本要件に抵触する場合があります。
別角度、内部構造、使用方法などを詳しく説明する場合は、適切なサブ画像の活用を検討しましょう。
カテゴリー別に確認したい例外
主画像の要件は、すべての商品カテゴリーで完全に同じではありません。
Amazonの公式ヘルプでは、衣料品、靴、マルチパックなどに関する追加の表示条件が案内されています。
| 商品タイプ | 特に確認したい点 |
|---|---|
| 靴 | 靴の向きや見せ方などの固有要件 |
| 大人用衣料品 | モデル着用などの表示条件 |
| 子供・ベビー向け衣料品 | モデルの使用可否、平置きの条件 |
| マルチパック | 数量と実際の販売単位の一致 |
| 特殊な商品 | 商品タイプごとのスタイルガイド |
例えば、一般的な雑貨の主画像と衣料品のモデル着用画像では、適用される条件が異なる場合があります。
カテゴリー固有の例外を確認せずに、他の商品ページの主画像をそのまま参考にしないよう注意してください。
メイン画像をチェックする5ステップ

STEP1.対象ASINと商品タイプを確認する
まず、画像を設定するASIN・SKU・バリエーションを確認します。
カラー違いやセット数違いの商品では、画像と登録内容が一致しているかも重要です。
STEP2.元画像の寸法・背景色を確認する
画像編集ソフトでピクセル寸法を確認し、背景部分のRGB値を調べます。
拡大表示で輪郭や影、不要な背景色が残っていないかも確認しましょう。
STEP3.商品全体と占有率を確認する
商品が十分に大きく表示されているか、上下左右が切れていないかを確認します。
主画像の商品の見せ方が、公式の85%に関する要件と整合するかを検討します。
STEP4.余分な文字・ロゴ・小道具を確認する
商品以外の訴求文、キャンペーン表示、余分なロゴや付属していない小道具が入っていないか確認します。
画像の細部説明や使用シーンは、主画像ではなく適切なサブ画像へ配置することを検討しましょう。
STEP5.Seller Centralで反映結果を確認する
画像を登録・更新したら、Seller Centralの状態と商品詳細ページでの反映結果を確認します。
警告が表示される場合は、メッセージの内容を記録して該当項目を修正しましょう。
確認時点の公式ルールと、実際にアップロードした画像ファイルを保存しておくと、後から原因を調べやすくなります。
検証例|3つの画像案を公式要件に照らして判定
ここではAmazonの公式画像要件を使い、3種類の架空のメイン画像案を比較します。
数値と条件は検査手順を説明するための仮定であり、実在するASINの審査結果ではありません。
検証条件
対象は、無地のステンレスボトルを単品販売する商品と仮定します。
衣料品などのカテゴリー例外がなく、通常の主画像要件を確認するケースです。
| 検査項目 | 画像案A | 画像案B | 画像案C |
|---|---|---|---|
| 画像寸法 | 2000×2000px | 1200×1200px | 2000×2000px |
| 背景色 | 純白 | 薄いグレー | 純白 |
| 商品占有率(仮定) | 約90% | 約70% | 約90% |
| 商品全体 | 表示されている | 表示されている | 一部を切り取り |
| 余分な表示 | なし | なし | 「送料無料」の文字を追加 |
| 事前確認の結果 | 主な項目は適合候補 | 背景・構図を要修正 | 切り取り・文字を要修正 |
画像案Aは、ここで確認した主な条件を満たしている想定ですが、最終的なAmazonの審査通過を保証するものではありません。
画像案Bは、長辺1200pxという点だけで直ちに禁止とはいえませんが、背景色と商品の占有率について見直しが必要です。
画像案Cは解像度が十分でも、商品の一部が切れており、販促文言が追加されているため、修正が必要です。
検証例から分かること
主画像の規約確認は、「2000pxだからOK」「背景が白いからOK」といった単一条件だけでは完了しません。
実際の商品を正確に示しているか、余分な情報を加えていないか、対象カテゴリーの要件を満たしているかも確認する必要があります。
画像を変更しても反映されない場合
画像を更新した後、意図した画像が表示されない場合は、まずSeller Centralの警告や商品画像の状態を確認しましょう。
画像規約の問題だけでなく、カタログ情報、編集権限、反映処理などが関係する場合も考えられます。
画像が表示されない原因を主画像の背景色だけに限定せず、対象ASIN・SKU、アップロードしたファイル、エラーメッセージを確認する必要があります。また、メイン画像の規約を満たした後は、サブ画像でどのような商品情報を伝えるかを整理することも重要です。
競合商品のサブ画像と比較して情報不足を確認したい方は、Amazon競合の商品画像を情報量で比較する方法をご覧ください。
タイトルや箇条書きも含めた全体診断は、Amazon商品ページ診断チェックリストで解説しています。
Amazonメイン画像の規約に関するよくある質問
Amazonのメイン画像は必ず白背景ですか?
Amazonの一般的な主画像要件では純白背景が求められています。ただし、商品タイプによる例外や追加条件もあるため、対象カテゴリーの最新ガイドラインを確認してください。
メイン画像の85%は何の割合ですか?
Amazonの公式要件では、商品が画像のおおむね85%を占めることが示されています。白背景の面積を85%にする意味ではありません。
長辺が1600px未満の画像は使えませんか?
Amazonの公式SEOガイドでは、長辺500pxが基本的な最小サイズとして示され、ズーム機能を活かすために1600px以上が推奨されています。最新の条件やカテゴリー要件も確認してください。
メイン画像に文字やアイコンを追加してよいですか?
商品とは別に追加した販促文言や余分な装飾は避けてください。一方、実際の商品に印刷されているラベルなどは商品本来の外観と区別して判断し、最新のAmazon要件に従いましょう。
メイン画像に付属品を一緒に写せますか?
実際の販売商品に含まれる付属品かどうかが重要です。購入品に含まれない撮影用小道具やアクセサリーを表示し、購入者を誤認させることは避けましょう。
メイン画像が要件を満たしていれば必ず承認されますか?
いいえ。本記事の確認項目だけで承認を保証することはできません。商品タイプ固有の要件やその他のポリシーも含めて、Seller Centralの最新の案内と審査結果を確認してください。
まとめ|Amazonメイン画像は公式ルールを項目別に確認しよう
Amazonメイン画像の規約を確認する際は、背景色や画像サイズだけでなく、商品を正確に表示しているかも重要です。
- 対象ASIN・カテゴリーの最新ルールを確認する。
- 背景が純白(RGB 255,255,255)か調べる。
- 商品の占有率と全体の表示を確認する。
- 画像サイズと画質を確認する。
- 余分な文字・小道具・誤った付属品表示がないか確認する。
- アップロード後に反映状態を確認する。
メイン画像は単なるデザイン素材ではなく、購入者が検索結果で最初に確認する商品情報です。
公式要件を満たし、実際の商品を正確に表す画像を用意しましょう。
画像以外も含めたAmazon SEO全体の改善手順は、Amazon SEO対策完全ガイドをご覧ください。
参考資料・確認先
