今週の注目:
1、Chromecast搭載デバイスに「TikTok」のコンテンツを楽しめる
2、米アマゾンがアパレルアイテムの販売手数料引き下げ
3、偽造品販売防止対策のため、TikTokとLVMHの提携を検討中
1、GoogleとTikTokの連携
Chromecast搭載デバイスに「TikTok」のコンテンツを楽しめる
Googleは2024年1月9日(米国時間)、CES2024において、Androidの新たな機能をリリースした。Androidファイル共有については、現在利用されていた「ニアバイシェア(Nearby Share)」の代わりに、新たな共有ソリューション「Quick Share」を導入する。ワンクリックで、近くにある利用可能なデバイスのリストを確認でき、「連絡先」などから選択し共有できます。
また、もっと注目すべきは9日から「Fast Pair」の強化でChromecast搭載デバイス(テレビ含む)に「TikTok」のコンテンツを楽しめるようになります。将来、TikTokのLIVEビデオにサポート予定。
情報源:グーグル、新ファイル共有「Quick Share」 ニアバイシェアを代替
2、急成長のTikTok
2023年に10億ダウンロード数を達成したTikTok
モバイルアプリの市場調査を行うAppMagicは世界的に最もダウンロードされたアプリのランキングを発表した。そのうち、TikTokは非ゲームアプリとして、2023年において10億のダウンロード数を達成した。これはApp StoreとGoogle Play Storeから統合されたデータであり、2位は8億2900万ダウンロード数のInstagram、3位はFacebook(6億3500万ダウンロード数)、そしてTemuは3億3700万ダウンロード数で7位になった。また、TikTokはGoogle、Facebook、Instagramのレベルにはまだ及ばないものの、Metaが所有していないアプリとしては数百倍の急成長を遂げた。
情報源:100以上のTikTok統計データ(2023年版)
3、Amazon
Amazonは新たな機能「Matter Casting」を発表
米国時間1月9日、アマゾンはビデオストリーミング機能「Matter Casting」を発表した。(CES)2024によると、アマゾン対応のデバイスでは、ioSとAndroidの搭載端末の特定アプリからの映画などを直接視聴できるという。9日よりMatter Castingでアプリのコンテンツや動画などを「Echo Show 15」にキャストできるようになると明らかにした。「Fire TV」について、その後は提供予定だ。
情報源:Amazon announced a new Fire TV partnership with Panasonic, in-car generative AI with BMW, Matter Casting support for Fire TV and Echo Show 15 devices, and more.
4、インドのEC事業
インドでオンライン購入の返品率は80%になった
データによると、世界のいくつかの市場でオンライン購入の返品率は依然として高い。その中には、1位のインドは80%の返品率になり、2位は中国70%、アパレルとシューズのアイテムが最も返品率の高いカテゴリー(46%)であると明らかにした。 返品はセラーにとっては、コストの負担となり、利益率を圧迫している。そのため、Eコマース・プラットフォームは返品率の高さに対抗するため、返品手数料を徴収し始めている。
5、人気商品
マウスウォッシュはTikTokでの総売り上げ50万超え
報道によると、世界のオーラルケア市場規模は2029年までに433.3億米ドルに達し、年平均成長率は3.1%で成長すると予想される。TikTokでGuruNandaというブランドのマウスウォッシュはTikTokショップでよく売れている。インフルエンサーのマーケティングを通じて、売上に貢献されたのは50万米ドルを超えているという。
6、TikTok
偽造品販売防止対策のため、LVMHとの提携を検討中
偽造品販売防止対策のため、TikTokは世界最大のファッション業界大手企業体であるLVMHとの提携を進めているという。『Bloomberg』の報道によると、今年のLVMHは2023年売上の10倍を達することを目指して、「LVMH」傘下のコスメブランドBenefitはTikTokとの連携を交渉する中ということを明らかにした。ユーザーを欺いて正規品でない商品は本物商品の価値を損なうだけでなく、モールや販売業者への信頼度も低下させる可能がある。
7、Amazon
米アマゾンがアパレルアイテムの販売手数料引き下げ
米Amazonは2023年12月5日より、20ドル以下のアパレルアイテムに対し販売手数料の変更内容を発表した。また、2024年1月15日から適用されるという。今回の変更により、米Amazonは15ドル未満のアイテムに対し17%から5%に、15ドルから20ドルのアイテムは17%から10%に引き下げるとわかる。そのほか、2024年6月1日からアパレルとシューズ以外の商品を対象に返品手数料の引き上げを実行することも公表した。
8、ティームー(temu)
ティームーは南アフリカでサイトをまもなく開設
中国発の激安サイトであるティームーが1月16日より南アフリカにおいてオンラインショップをオープンする予定という。僅か1年にわたって、ティームーはアメリカ、ヨーロッパ、日本、韓国、中南米、南米、オセアニアnなどでオンラインショップをオープンした。